初節句 お祝い

3月3日がなぜ祝日ではないのか?

小さい頃から、私自身、勉強といったものが苦手で、何とも無知ですから、ひな祭り全般を調べるにあたっては、古本屋や図書館に資料を見つけに行ったり、インターネットなどを頼りに、どうにかこうにか辿り着く有様でありますが、
祝日に関して「桃の節句が祝日でないのは女性差別からきている」といったものが、比較的に多く(むしろ、かなりでしょうか)見受けられるのに驚きました。

現代よりも、男尊女卑がもっと明確にあったであろうと思われる封建時代でさえ、ひな祭りは五節句に数えられ、公的な祝日として認められていたのですから、それが、ただ単に「女性差別」という理由だけで外れるとは到底思えないのです。

そう考えていた時、「明治新政府は従来の節句行事を廃止」という一文を思い出し、もしかしたら、そこに何か新たな発見があるかもしれないと気づきました。

そこで探してみたところ、こんな事実のあったことがわかったのです。

政府は明治3年に、国全体の制度を改正し、それまでの五節句に4日を加え、次の計9日を祝日として制定したそうです。(制定当時はまだ旧暦です)

1月1日 元旦、1月15日 小正月、3月3日 桃の節句、5月5日 端午の節句、
7月7日 七夕、7月15日 お盆、8月1日 田の実の節句、9月9日 重陽の節句、
9月22日 明治天皇誕生日、と、このようなラインアップになっています。

明治初頭には、まだ3月3日は女の子の祝日として残されていますよね。

が、明治6年10月14日、新暦に切り替えるという理由から、祝日の大変革がなされてしまい、この改定で、従来の祝日が全て廃止され、五節句は跡形もなく消えてしまいます。

1月3日 元始祭、1月5日 新年宴会、1月31日 孝明天皇祭、2月11日 紀元節、
  4月3日 神武天皇祭、10月17日 神嘗祭、11月3日 天長節、11月23日 新嘗祭、
以上の計8日なのですが、何となく「皇室を祝う」みたいな感じになっていますね。

こう見ると、節句行事は廃止されたという解釈ではなく、行われていたのでしょうが、祝日から外れた分、かなり盛り上がりに欠けたのではないかと推測できます。

いやはや、この明治政府の無茶ぶり、あちこちで不平不満が爆発しなかったんでしょうかねぇ。

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