それでは本題に入りますが、二十四節気という言葉は存じていますでしょうか。
二十四節気とは、太陰暦(月の満欠を基準にして作られた暦で、陰暦ともいいます)を使用していた時代に、季節を表す工夫として考え出され、1年を24等分し、区切り区切りに名前をつけたものです。
名前をつけられたものは今でも季節の節目を示す言葉として使われておりまして、立春、春分、秋分、夏至、冬至などは、カレンダーの上でもなじみのある言葉だと思います。
太陰太陽暦(明治5年まで使用)のひとつ、天保暦もこれを使用していました。
天保暦とは、日本において使用された太陰太陽暦の和暦の事で「旧暦」というのはこの天保暦を指します。
ちなみに「天保壬寅元暦(てんぽうじんいんげんれき)」という正式名があるのですが、これは過去に、中国の暦法で同じ呼び名の天保暦があったので、混同しないように名付けられたそうです。
二十四節気は、現在の旧暦において日付決定をするのに必要だった訳ですね。
では、いよいよ雛壇を飾り始めるに一番良いとされるのはいつ?の話に参りましょう。
飾り始めの時期は、旧暦でいう2月4日の立春から、できるなら大安か友引の日を選び、遅くてもひな祭りの1週間前までを目安にするというのが一般的なようですが、地方によっては、正月が過ぎて、鏡開きを終えたらすぐに飾るといったところもあります。
また、二十四節気の一つ「雨水」に飾ると良縁に恵まれるので良いといわれるところもあるそうです。
「雨水」というのは、旧暦の2月18日か19日にあたり、雪が雨に変わっていき、雪や氷が溶けて水になり、春が訪れる日と言われ、農耕の準備をする目安とされた日でもあります。
ここまでの話を振り返ってみて、ひな祭りという行事がとてつもない壮大なスケールで、これほど奥の深いものだったとは、私自身、ただただ驚くばかりです。
ひな祭りの一方の主役は雛人形であるという文句は先に記したと思いますが、ひな祭りに限らず、伝統や歴史を積み重ねてきたお祝いや...(続きを読む)
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たかが雛人形!されど雛人形!といったところでしょうか。(唐突ですみません)ひな祭りをお祝いするには、当然雛壇が必要となってくるわけなのですが...(続きを読む)
私は、いわゆる「下戸」でアルコールが全くダメな人なので、祭りや行事を問わず、お酒が付き物の席は、できるだけ逃げ回るようにしています。...(続きを読む)