当然といわれれば当然ですが、ひな祭りの主役は女のお子様と雛人形ですよね。
雛壇の数や飾りの多少など、個々のご家庭で差はあるでしょうが、男雛と女雛だけは必ず置かれているであろうと思います。
ところで、関東と関西ではお雛様のお顔が若干違うということをご存知でしょうか。
関東のお雛様のお顔は、優しげで現代風の美人をイメージさせる感じがあり、関西のお姫様のお顔は「京顔」(きょうがん)と呼ばれ、鼻筋が通り、目は切れ長で高貴さをイメージさせる感じになっているという事なのだそうです。
歴史をさかのぼる事、平安時代から受け継がれてきたお祭りですから、お顔だけでなく、姿、形にも移り変わりがあり、さまざまな系統の雛人形が創作されてきたようです。
現在の雛人形は、江戸中期の人形師・原 舟月という方が作られたといわれる「古今雛」と呼称された形を踏襲したものと、もう一方には今から約270年前の江戸時代中期頃、京都にある上賀茂神社に仕えていた神官が、柳の木で作った人形があります。
これは「加茂人形」として大変な評判を呼んだということで、後に江戸へと伝わって、「木目込み雛人形」と呼称されて人気を博したといわれています。
主流はこの2種類の雛人形であると思われるのですが、紙を切り折りしてご家庭でお作りになられるような雛人形なども、もちろん存在します。
ひな祭りの起源、雛人形の原点や由来については、別項でお話をいたしましたが、ここからは、人形の並びや飾りなどのお話をご紹介していきたいと思います。
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