今現在の雛人形の大きさは、江戸時代に規制を受けた後の小さなものに習っているものが大半です。
限りなく精巧に作られた芥子雛ほど小さいものではありませんが、実にバランスよく作られています。
中にはキャラクターを模った雛飾りや、髪型をカールしてあったりアップにしてあるもの、
「親王飾り」と呼ばれる内裏びな一対のものなど、時代のニーズに合わせた物も出てきています。
今の住宅事情からすると、当時作られたとされる等身大の雛人形なんて、それ1体だけで部屋を圧迫しかねませんし、正直な感想を述べるとするなら、ちょっと(いや、かなり?)不気味な気がしますよね。
そこから考えると、邪魔にならず、かつ、インテリアとしての要素を担うものが現在の主流となっている感じもします。
祝い方もちらし寿司、蛤のお吸い物などのひな祭り料理は当然のことですが、ひな祭りケーキなどを用意する家も増えています。
記憶を辿れば、私が小さかった頃にはすでに洋菓子メーカーのコマーシャルなどがテレビで流れていたように思います。
余談なのですが、この間、テレビのクイズ番組で「関西と関東では内裏びなの飾り方が逆」というタイムリーな解答を見ました。
元来は、向かって右側を高位とする理由で、右が男雛、左が女雛となっているらしいのですが、
昭和天皇即位の礼の時、西洋式に、向かって左に天皇陛下、右に皇后陛下の並びで立たれた事、またその並びのお写真を掲げていたことから、関東では、昭和初年、向かって左に男雛、向かって右に女雛を飾るようになったとのことです。
言い伝えとはまた違った面で「なるほどなぁ」と思わず納得させられた出来事でした。
初めてひな祭りについて調べ、綴ってきましたが、桃の節句は女の子のお祭りという枠組みを超え、人々が幸せを願い、連綿と受け継いで来た節目の日であったのだと理解できました。
暖かい季節を迎え、幸せと健康がいつまでも続く事を願い、この行事を後世に残していきたいと改めて思います。
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